2016年12月18日
多様化するさまざまな葬儀スタイル
現在では、価値観の多様化などにより、スタンダードなもの以外にもさまざまな葬儀スタイルが存在します。まず宗教にこだわらないスタイルとしては、直葬や音楽葬があります。「直葬」は、通常行われる宗教儀式を省き火葬のみを行うというスタイルになり、費用を格安で済ませられるというメリットがあります。
そして「音楽葬」は、宗教儀式を行う代わりに故人が好きだった音楽を流すというスタイルであり、自分でプロデュースを行う自由葬の一種になります。次に特殊なスタイルとしては、生前葬や自然葬が挙げられます。「生前葬」は、文字通り生前に行うというスタイルになり、一般的には宗教儀式は行わず、お別れの会と同じようなスタイルになります。
そして「自然葬」は、遺骨を海や山へ散骨するというスタイルであり、自然に還りたいと希望する人や、墓を持つ必要がないと考える人などに向いています。