2017年07月16日
葬儀に参列する場合に守ったほうがいいドレスコード
どの宗教のご葬儀に参列する場合でも、避けたほうがよいといわれる服装やアクセサリーは少なくありません。例としてほぼ全てのアクセサリーは禁止されていますが、結婚指輪やアコヤ真珠と黒真珠、更にジェットを使ったものは許されています。
マナーとして宝石がついている物は真珠とジェットだけといえるでしょう。ただし、故人の遺言で参列する場合の服装やアクセサリーを指定されている場合、親族に話を通しておいてから身につける事が重要です。亡くなられた方自らが指定している場合には、全く問題ないといえます。
アクセサリー以外で禁止されている物としては毛皮でしょう。毛皮は仏教では動物の皮から作られたものと考えられており、生き物を殺すことを想起する素材は避けたほうがいいといわれています。そのため、服装やバッグ、靴にいたるまで全ての部分で毛皮を避けてください。
豚革・牛革・蛇革といったものは全て避けることをお勧めいたします。ただし、バッグの中に入れているお財布に関しては、むき出しでもって歩かないのであれば問題ないといえるでしょう。なお、細かな部分で大切といわれているのは、ハンカチです。
意外にもハンカチに関しては無関心とされる人が少なくありません。ハンカチは色柄物をさけ、無地で白か黒を用意しておくことが望ましいとされています。なお、数珠に関しては本人が仏教徒であれば用意したほうがいいといわれていますが、必要ない宗教や故人が別の宗教の場合には必要ありません。