2018年03月12日
遺族のやるべきことと家族葬を行う場所の話
家族が亡くなってしまった時、葬儀を行うことは辛いことでもありますが、必ずやっておかなくてはいけないことでもあります。家族というのは基本的に関係性が深い存在ですし、たとえ普段交流がない間柄でも血のつながりがあることは確かです。
なので特別な事情がないなら、なるべく早く葬儀を行い、家族を見送ってあげることが大切です。それは当然のことかもしれませんが、思いやりや礼儀だったり、日本の文化でもあるので、最後のときくらいはきちんとした形で亡くなった家族に向き合うのも悪くないでしょう。
昨今では家族葬で家族の葬儀を上げる方も多く存在しますが、それは人によっては間違った判断ともいえるところがあります。というのも故人が社交的で友人、知人が多い場合は、故人に対して特別な思いやりがあるケースも少なくないので、それを考えるとそれらの人に対する配慮も遺族側は考えてあげるべきことでしょう。
しかし遺族側からしたら、故人の友人や知人は赤の他人であることも多いので、第一に優先すべき感情は遺族側の意思になるでしょう。家族葬を行う際に場所のことが気になる方も多いですが、自宅などで簡単に済ませる方も昨今では増えてきています。
やはりお金をあまりかけずに行える葬儀というのは人気が高く、場所に関してもこだわりがない方が多いのは事実です。故人や関係者への配慮や遺族側の都合、どちらを考慮するか選ぶのは遺族なので、それらを踏まえて最善の選択を早めに決定しておくことがポイントの一つになるでしょう。